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病院に行って、はじめて中絶同意書が必要なことを知り、困っている人もいるのではないでしょうか。
もちろん医者には守秘義務があるので、情報が漏れることはないでしょうが、中絶がバレるのではないかと心配な方のために、中絶同意書について解説しています。
中絶手術を行うにあたって必ず必要になる同意書には、胎児の父親の名前が必要ですが、本人の同意だけでも中絶が受けられる場合もあります。
パートナーからの同意を得られない場合や中絶同意書の署名を必要としないケースについて説明したいと思います。
この場合は父親不明という形で中絶同意書を提出することが可能です。
母体保護法には「同意は、配偶者が知れないときは本人の同意だけで足りる」と記されていますので、本人の同意だけで問題はありません。
母体保護法には「同委は、配偶者がなくなったときには本人の同意だけで足りる」と記されていますので、本人の同意だけで問題はありません。
強姦の被害などによって妊娠をしてしまった場合は、中絶同意書に犯人の署名は必要ありません。
未成年で中絶手術を受けるには、同意書に保護者の署名が必要です。 相手も未成年であれば、相手の保護者にも同意書に署名してもらう必要があります。
相手がわからない場合や性犯罪の被害による妊娠であれば、成人女性の場合と同じに相手の署名は必要ありませんが、保護者の署名は必ず必要になります。
中絶同意書の偽造は、有印私文書偽造という犯罪になります。 もし、知り合いや友人に頼んで嘘の中絶同意書を書かせた場合は、その協力者にも同様の犯罪をさせたことになります。刑事罰は、いずれも3ヶ月以上5年以下の懲役です。
もし、未成年で、親に直接話す勇気がないのであれば、同意書の偽造を考えるのではなく、とりあえず医療ソーシャルワーカーのいる病院や婦人科を受診して相談することをおすすめします。
「生理不順かな?」と思ったらまずは婦人科を受診してみましょう。 未成年の場合では、誰にも事情を話せずに手遅れになってしまうケースもあります。体調の変化を感じたら、すぐに病院に行きましょう。 どうしたらいいかは、ドクターや助産師さんが教えてくれます。
“土曜の夕方&日曜” でも中絶の相談ができる横浜のクリニック3院
※2023年4月時点の調査情報を元にしています。
横浜で
聖マリアクリニック
横浜市内に4院・分割払いもできる
綱島ゆめみ産婦人科
ホワイトと木目を基調とした落ち着ける院内
本牧レディスクリニック
妊娠12週未満までなら日帰り可能
※2023年4月14日時点、「横浜 中絶」とGoogle検索して5ページ目までに表示された、横浜市内にある33クリニックを調査。土曜日の夕方(17時~19時の間に受付)と日曜日に診療を受け付けている3クリニックを選定しました。
【中絶の費用について】
中絶手術の平均的な費用は、初期中絶で10~15万円、中期中絶で15万円~30万円と言われています。
もちろん、母体の状態やクリニックによって費用は変動しますので、一度問い合わせてみることをおすすめします。