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通常、病院で診察や治療を受けた場合には、三割の自己負担割合を支払えば、基本的に残りの金額は医療費の保険適用を受けることによって負担を免れます。
ところが、妊娠した女性が中絶手術を受ける場合には、三割負担の原則は適用されずに全額自己負担となるのです。
横浜で中絶手術を受けるための費用は、少なくとも10万円前後は必ずかかることになります。高ければ20万円に近いような大きな金額を請求される場合もありますが、妊娠してから3カ月以上も経ってしまうとさらに大きな負担がのしかかってきます。
そのため、望まない妊娠をしてしまった女性達にとって、中絶を選択する場合には負担を小さく抑えることが極めて困難なことになるのです。
中絶手術にかかるとされるこの金額は、妊娠何週目であるかによっても異なります。母親の胎内で胎児が育てば育つほど中絶手術は難しくなり、さらには母体にとっても負担が大きくなります。
そのため妊娠初期に比べて数週間が過ぎてしまった後の中絶手術の方が、かかる費用が高くなっていくのが一般的。
予定外の妊娠をした女性が中絶手術をするには高い費用がかかりますが、たとえ、お金があったとしても中絶手術を受けられなくなってしまう場合もあります。中絶手術に関しては法律に期間の定めがあり、中絶手術は妊娠してから21週目までとなっています。
決断が遅くなれば費用が高くなっていく上に法律による許容範囲を超えてしまう恐れもあるため、中絶するのかしないのかは、すぐに決めなければなりません。
初期中絶とは妊娠してから11週目までの期間にする中絶手術のことを指します。ここまでは、費用も比較的に安価であり、母体にとってもリスクを抑えやすくなります。
どの時期の中絶であっても、検査や診察のために2万円前後の費用がかかります。もし、中絶するのであれば、母体のリスクを考えても妊娠から7週目から8週目までに処置を行った方が良いとされています。
この場合の費用は10万円前後となりますが、リスクの少ないこの時期を逃すと15万円程度は見ておく必要が出てきます。さらに初期中絶の最終期間となる12週目未満に近づいてしまえば、20万円近くの高額な費用が発生します。
中期中絶とは妊娠12週目から21週目までに行う中絶手術のことを指します。中期中絶を受けることになってしまうと、初期中絶に比べて費用も跳ね上がります。また、中絶手術を受ける母体にとっての負担も非常に大きくなるため、中絶をしなければならない事情がない限りはできるだけ避けた方が良い期間にもなります。
中期中絶になると検査や診察の費用の他、母体の負担が大きくなることから入院費までかかります。この入院費に関してはだいたい3万円から5万円程度になります。
また、手術の費用自体も初期中絶に比べて跳ね上がり、低くても30万円前後は考えておかなければなりません。
場合によっては50万円程の大金に達することもあるので、母体の負担から考えても中絶の決断は早くにしなければならないのです。
“土曜の夕方&日曜” でも中絶の相談ができる横浜のクリニック3院
※2023年4月時点の調査情報を元にしています。
横浜で
聖マリアクリニック
横浜市内に4院・分割払いもできる
綱島ゆめみ産婦人科
ホワイトと木目を基調とした落ち着ける院内
本牧レディスクリニック
妊娠12週未満までなら日帰り可能
※2023年4月14日時点、「横浜 中絶」とGoogle検索して5ページ目までに表示された、横浜市内にある33クリニックを調査。土曜日の夕方(17時~19時の間に受付)と日曜日に診療を受け付けている3クリニックを選定しました。
【中絶の費用について】
中絶手術の平均的な費用は、初期中絶で10~15万円、中期中絶で15万円~30万円と言われています。
もちろん、母体の状態やクリニックによって費用は変動しますので、一度問い合わせてみることをおすすめします。