様々な事情で望まない妊娠をした場合、だれにも相談できず悩む女性も少なくありません。相談できる場所があれば、自分にとって最適な方法を見つけられるでしょう。このページでは、妊娠・中絶に関する相談を受け付けている機関を紹介します。
社会的包摂(ソーシャルインクルージョン)を促進するための事業に注力した一般社団法人です。仕事がなくなる、経済的に生活するのが厳しいといったリスクにより、人が社会から切り離されてしまう状態を「社会的排除」と呼びます。社会的排除を食い止めるために、「社会的包摂」の概念は生まれました。
性別や同性愛に関わる相談、自殺を想い悩むほど困っている人の相談、DV・性暴力などの女性の相談とさまざまな悩み相談を受け付けています。
一般社団法人全国妊娠SOSネットワーク(全妊ネット)では、妊娠をしたけどさまざまな事情によって出産が難しい、と言う女性の力になるために作られたネットワークです。自治体の事業や民間団体の独自事業による妊娠SOS相談、民間養子縁組機関などの紹介をしています。全国に相談窓口があるため、該当する地域の窓口を公式ホームページより探すことができます。全国対応しているダイヤルもあるので、近くの窓口に相談するのがためらわれると言う人は、そちらにかけてみるとよいでしょう。
認定NPO法人フローレンスは、病児保育、待機児童、障害児保育、”孤育て”、虐待死、ひとり親、働き方問題といった様々な問題の相談を受け付けています。望まない妊娠や中絶に関する相談窓口もありますが、2019年5月現在、一時的に相談を停止しているようです。新規の受付は未定ですが、すでに相談している人については引き続き支援を行なっていくそうです。
女性健康支援センターは、婦人科疾患や更年期障害、出産、不妊など女性の健康に関する様々な相談や指導を行っています。全国に相談窓口があり、相談方法は電話・面接・電子メールのいずれかを選択可能です。
病院やクリニックを受診する前に、市販の妊娠検査薬を使用して妊娠をの有無を確認します。妊娠していることが分かった場合は、病院やクリニックを受診しましょう。病院では、子宮内に妊娠できているか?子宮外での妊娠をしていないかなどを確認して、その後超音波で妊娠周期を確認します。
中絶を前提としている場合、術前採血や感染症の検査を行ってから手術の日程を決めます。受診した当日に中絶手術は行いません。
実際にどのような相談をしているのか、また、どのような相談が多いのか気になる人も多いのではないでしょうか。相談の多い内容についてまとめています。
パートナーが仕事をしていない、自分の収入が安定しないなど経済的な理由で育てられないと判断して中絶を選ぶ女性も少なくありません。経済的な理由で中絶を検討している場合、自治体のなかには妊娠・出産に関する支援を行なっているところもあるのでまずは相談してみましょう。
家族やパートナー、親しい友人など相談できる人がいないケースも多いです。経済的な部分、精神的な部分、生活や子育てに関する悩みを抱え、中絶を検討する人もいます。
パートナーが子供を望んでいなかったり、育てる意思がなかったりというケースは少なくありません。1人で子育てをすることを決断するのは簡単なことではなく、どうすればいいのか分からずに窓口へ相談を寄せる人もいます。
望まない妊娠をした場合、1人で悩んでしまう女性は多くいます。最終的にどのような判断をしたとして、そのことを責める権利は誰にもありません。心や体にかかる負担を少しでも軽減するために、医師やクリニックのスタッフ、相談窓口へ相談しましょう。医師や相談スタッフはたくさんの女性を見ているため、必要なアドバイスやサポートができます。勇気をもって、まずは一歩を踏み出しましょう
“土曜の午後” でも中絶の相談ができる横浜のクリニック3院
横浜で
聖マリアクリニック
横浜市内に4院・分割払いもできる
ワキタ産婦人科
プライバシー管理を徹底したクリニック
東條ウイメンズ
クリニック上大岡
分かりやすい説明で相談に応じてくれる
おとめクリニック
精度の高いチェックで診療を行うクリニック
仲町台レディース
クリニック
女性の心と体に優しいクリニック
【中絶の費用について】
中絶手術の平均的な費用は、初期中絶で10~15万円、中期中絶で15万円~30万円と言われています。
もちろん、母体の状態やクリニックによって費用は変動しますので、一度問い合わせてみることをおすすめします。