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中絶手術を行っている横浜の病院はたくさんありますが、妊娠12週目以降の「中期中絶手術」に対応している病院はごくわずか。
また、中期中絶手術では数日間の入院が必要となるため、一般的には入院設備を持つ病院で手術を受けます。その他、基本的に人工妊娠中絶手術は自由診療であるため、手術費や入院費といった費用面の確認も重要です。
妊娠22週目を過ぎてしまうと、母体保護法により中絶手術を受けることができなくなります。中絶を考えている妊娠中期の女性は、早めに手術を受ける病院を見つけましょう。
引用元:聖マリアクリニック本院公式HP(http://www.stmc-h.com/)
妊娠12~21wの中期中絶を専門としているクリニック。予約専用ダイヤルだけでなく、緊急時に利用できる直通ダイヤルを設けています。
土曜日であっても10時から19時まで診療を受け付けているため、平日に都合がつかない方にとっては通いやすいクリニックといえるのではないでしょうか。
また、11週以内の中絶手術に対応している分院が横浜・センター北・戸塚に3院、提携クリニックが戸塚に1院あります。
引用元:ワキタ産婦人科公式HP(http://www.wakita-sanfujinka.com/)
1971年開業、横浜でも歴史のある産婦人科クリニックです。
初期中絶の対応をメインとしていますが、相談次第で妊娠12週以降の中期中絶手術にも対応。
公式サイトを確認したところ、周期によって多少の変動はあるものの、料金は200,000円以内と記載されていました。
引用元:東條ウイメンズクリニック上大岡公式HP(http://www.tojowomens-kamioooka.com/)
産科・婦人科・婦人内科を取り扱うクリニック。
中期中絶については、提携院である東條ウイメンズホスピタル(上永谷駅から徒歩10分)で対応しています。12~15週の中期中絶費用は330,000円、妊娠15w以降は430,000円。
引用元:おとめクリニック公式HP(http://otomeclinic.jp/)
2013年開業の比較的新しいクリニック。中期中絶にあたり入院する際は、間接照明が設置されたホテルのような部屋を使用できます。
和室と洋室の2タイプあるため、好きなほうを選ぶと良いでしょう。金額については公式サイトに記載されていませんでした。
引用元:仲町台レディースクリニック公式HP(http://www.nakamachidai-lc.com/)
妊娠12週から21週までの中期中絶手術に対応。部屋数が限られているため、中期中絶手術を希望する際はベッドが埋まってしまう前に相談しましょう。
中期中絶は、妊娠12週から21週6日までに行う手術のこと。12週を超えると初期中絶手術の方法(吸引・掻爬法)を用いることができません。
そのため、中期中絶手術は薬剤で陣痛を誘発し、胎児を出産と同じ方法で取り出します。
術後に死産届の提出や胎児の火葬・埋葬を行うことが法律で決められているのが、初期中絶手術と大きく異なるところです。
中期中絶の期間になると、数日間の入院が必要となります。
中期中絶手術では、事前検査によって手術を受けられる状態かどうか見きわめた上で、手術日を決定し、その1~2日前から子宮口を拡張する処置が行われます。
そして充分に子宮口が開いた後、子宮収縮剤で人工的に陣痛を起こさせ、強制的に流産させることによって中絶手術を行います。
出産と同じ流れを取る中期中絶手術では、初期中絶手術と違って、体に大きな負担がかかり、数日間の入院も必要です。そのため、心身共にリラックスできる環境を整えることが大切です。
中期中絶は初期中絶より大掛かりな手術となるため、場合によっては提携病院へ移されることもあります。
中期中絶手術は、母体の肉体や精神にとても大きな負担をかける手術です。そのため、手術当日までにきちんと心身の状態を整えておくことが欠かせません。また、持病や常備薬がある場合は、主治医にきちんと相談することも重要です。
出産と同じ方法で胎児を娩出する中期中絶手術は多大な体力を消耗するため、術後はできるだけ安静にしてください。
術後に無理をすると回復が遅れるほか、感染症にかかることもあります。アルコールの摂取やハードなスポーツは必ず避けてください。仕事もできれば3日ほど休んだほうが良いでしょう。
入浴はシャワーのみ、湯船に浸かるのは術後の診察を受けてからにしてください。
また、妊娠週数によっては術後に母乳が出ることもあります。その場合は分泌を抑える薬が処方されるので、きちんと飲むようにしましょう。
中期中絶した胎児は戸籍には残りませんが、さまざまな手続きが必要です。妊娠12週以降の中期中絶は法律上「死産」として扱われるため、死産届の提出と火葬による埋葬が義務付けられています。
まず、術後7日以内に市区町村の役所へ死産届を提出してください。死胎火葬(埋葬)許可証が発行されたら病院に提出して胎児を引き取り火葬場で処置します。
お骨は霊園にて、納骨・供養してもらいましょう。
中期中絶手術を受けることができる期間は、母体保護法という法律で「妊娠21週6日まで」と定められています。妊娠22週目以降の中絶手術は違法であり、堕胎罪(だたいざい)が適応されます。
法律で禁止されている理由は、妊娠22週以降の胎児は中期中絶手術を受けても死産にならない可能性があるほか、母体へのリスクが非常に高くなるためです。
“土曜の午後” でも中絶の相談ができる横浜のクリニック3院
※2018年10月時点の調査情報を元にしています。
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※2018年10月時点の調査情報を元にしています。
【中絶の費用について】
中絶手術の平均的な費用は、初期中絶で10~15万円、中期中絶で15万円~30万円と言われています。
もちろん、母体の状態やクリニックによって費用は変動しますので、一度問い合わせてみることをおすすめします。