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横浜で日帰り中絶手術を受けたいという場合、妊娠週数が重要となります。
日帰りで手術を受けられるのはどの期間までなのか、どのような手術を行うのかといった情報を分かりやすくまとめてみました。
日本での中絶手術は妊娠21週6日までと決められており、妊娠してから11週6日までを初期中絶、それ以降を中期中絶と呼んでいます。この期間の中で、日帰りで手術を受けられるのは初期中絶の期間のみ。つまり、11週目までなら日帰り手術が可能です。
週数が早ければ早いほど処置が簡単になり、母体への負担も軽くなるのが特徴。手術自体は10分ほどで終わり、術後の経過観察が良好であればその日のうちに帰宅できます。
ちなみに12週以降の中期中絶になると入院が必要となり、手術も人工的に陣痛を起こして流産させるという方法になります。初期中絶よりも手術の難易度・リスク・費用も大きくなるため、日帰りで手術を受けたいならできるだけ早めに相談しましょう。
日帰りで受ける中絶手術の流れを、横浜市内の産婦人科を参考にご紹介します。
事前に血液検査・尿検査といったチェックを受け、問題がなければ手術日を決定。中絶手術は麻酔下で行うため、手術開始の6~7時間前から絶飲絶食となります。絶飲絶食の期間中は水はもちろん、ガム・キャンディー・清涼菓子(フリスクなど)の飲食も不可。また、薬を飲んだりタバコを吸うこともできません。
妊娠初期の日帰り手術は、子宮内容物を吸い出す「吸引法」もしくは特殊な器具で掻き出す「掻爬法」が適応となります。まず、超音波(エコー)で子宮の状態を確認し、子宮口を広げるための器具(ラミナリアなど)を挿入。子宮口が開いたら麻酔を行い、手術を実施します。ほとんどの手術は静脈麻酔により眠った状態で行われるため痛みはなし、手術時間は10分程度です。
手術後は麻酔が覚めるまで数時間ほど病院のベッドで休み、問題がなければそのまま帰宅となります。術後は病院で説明された注意点を守り、子宮収縮薬や抗生物質といった処方薬をきちんと飲みましょう。1週間後くらいに検診を受け、術後のチェックをしてもらいます。
日帰りで中絶手術を受けられるのは妊娠初期のみとなっているため、タイミングを逃すと心や体への負担が大きくなってしまいます。中絶を考えているなら1人で悩まず、まずは専門医に相談してみることが大切。
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※2023年4月時点の調査情報を元にしています。
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【中絶の費用について】
中絶手術の平均的な費用は、初期中絶で10~15万円、中期中絶で15万円~30万円と言われています。
もちろん、母体の状態やクリニックによって費用は変動しますので、一度問い合わせてみることをおすすめします。